一支国王都 原の辻
3世紀末に記された中国の歴史書「魏志」倭人伝に、
壱岐は、「一支國」の名で登場しており。
原の辻はその王都であったと考えられています。
ここからは日本列島内だけでなく、朝鮮半島や中国
大陸の品々がたくさん見つかっており、弥生時代に
外国との交易や交流の中継地・拠点として栄えてい
たことがわかっています。
原の辻遺跡は、丘陵の周囲を何重もの溝(環濠)で
取り囲まれた環濠集落で、その丘陵の中でも高い場
所(中心域)は一支國の王をはじめ政や外国との交
流に関わった人々が活躍した場所であったと考え、
当時の暮らしぶりを感じとれるように復元した公園
です。