さなぶりの祭り
6月11日(土曜日)原の辻ガイダンスにおいて「王都米づくり体験 さなぶりの祭り」が行われました。
「さなぶり」の「さ」は田の神様のこと、「なぶり」は「のぼり」がなまったもので、田植えの一連の作業を見守ってきた神様が一旦、天へと帰られるのに合わせ、神様に感謝し、豊作を祈るのが「さなぶりの祭り」です。
国指定の重要無形民俗文化財である「壱岐神楽」の「豊年の舞」が奉納され、水田の清祓い、鴨の放鳥も行われました。
終了後には壱岐市ヘルスメイトさんのご協力による古代米の米粉を使った「田植えだご」と、紅白もち(コロナ禍により餅まきが出来なかったため)がふるまわれました。
天候としては雨でしたが、稲作に水は欠かせないもの。恵みの雨の祝福だったのだと思います。
足元がよろしくない中、お集りいただいた参加者の皆様、関係各所の皆様、ボランティアスタッフの皆様、ありがとうございました。
今後、稲も鴨も育っていきます。
成長具合を確かめに、お気軽に原の辻ガイダンスにお立ち寄りください。